【YASHIKI yokufu Henley Knit】夏でも着やすいコットンニット|サイズ感・編み柄・着こなしを解説

福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。

夏のトップスは、どうしてもTシャツやシャツに偏りがちです。

涼しさを考えればTシャツは便利ですが、毎日のように着ていると、服装が少し単調に感じることがあります。

かといって、一般的なニットでは暑そうに見える。

半袖シャツでは、着こなしによって少し仕事着のように見えることもあります。

そんな時に選択肢へ入れてほしいのが、暑い時期に着るために作られたサマーニットです。

今回ご紹介するYASHIKIのyokufu Henley Knitは、コットン100%の鹿の子編みをベースに、田園を吹き抜ける風景を表現した半袖ニットです。

ゆったりとしたシルエットですが、単に大きく作られているわけではありません。

編み柄の縦線、ヘンリーネック、袖口の矢絣柄によって、全体にきちんと輪郭が生まれています。

Tシャツと同じ感覚で着られながら、服装の印象を一段整えてくれる夏のトップスです。


YASHIKI/ヤシキ
NO.YSK-26SS-KN13
yokufu Henley Knit/緑風ヘンリーニット
28,050円(税込)

目次

YASHIKI/yokufu Henley Knit

Tシャツ一枚では物足りない日に、無理なく選べるサマーニットです。

この商品の役割は、夏の服装を必要以上に頑張らず、自然に整えることです。

ヘンリーネックによって首元にアクセントが生まれ、身頃には複数の編み柄が縦方向に入っています。

そのため、無地のTシャツよりも表情がありますが、柄物のように強く主張しません。

全体はゆったりとしていますが、裾のリブによって輪郭が作られているため、身幅の広さがそのままルーズな印象にはつながりにくい形です。

一枚で着ても服装が完成しやすく、パンツや靴で強く着飾る必要もありません。

シンプルな夏服が好きだけれど、Tシャツだけでは少し物足りない方に提案したい一着です。

なぜ仕入れたのか。編み柄の物語が、実際の着やすさにつながっているからです。

YASHIKIのニットには、日本の風景や季節の記憶が編み柄として落とし込まれています。

このモデルが表現しているのは、青々と育った稲が風に揺れる初夏の田園風景です。

身頃の細かな凹凸は、広がる田園の表情。

肩から裾へ続く縦線は、その上を吹き抜けていく風の流れをイメージしています。

こうした背景は、単なる商品説明のための物語ではありません。

縦方向の編み柄は、身幅の広いシルエットをすっきり見せる役割も果たしています。

身頃の鹿の子編みは表面に細かな凹凸があり、肌へ触れる面積を抑えやすい構造です。

デザインの意味と、暑い時期の着やすさが別々になっていないことが、仕入れを決めた大きな理由です。

鹿の子編みの凹凸が、コットンニットの肌離れをよくします。

素材はコットン100%です。

コットンニットと聞くと、夏には暑いのではないかと心配する方もいると思います。

この商品では、身頃のベースに鹿の子編みが使われています。

鹿の子編みは、表面に細かな凹凸が生まれる編み方です。

平らな生地よりも肌へ触れる面積が少なくなりやすく、汗ばむ季節にもべったりと張り付きにくいことが特徴です。

もちろん、真夏でも一切暑さを感じない服ではありません。

Tシャツよりも生地に存在感があり、ニットである以上、着用する環境によって暑さの感じ方も変わります。

それでも、一般的な厚手のニットとは異なり、初夏から夏に着ることを考えた編み地です。

ニットらしい上品さを残しながら、暑い時期の負担を抑えた作りと考えてください。

黒蝶貝のボタンが、ヘンリーネックを上品に見せています。

首元は、一般的なクルーネックではなくヘンリーネック仕様です。

ボタンを留めればすっきりとした印象。

上のボタンを開ければ、首元に少し抜け感が生まれます。

ボタンには天然素材の黒蝶貝が使われています。

光の当たり方によって表情が変わりますが、強く目立つ装飾ではありません。

GREIGEとBLUEのどちらにも自然に馴染みながら、近くで見た時にニット全体の上質さを引き上げています。

前立てにも編み柄が入り、ボタン部分だけが別のパーツとして浮いて見えない点も、この商品の丁寧なところです。

夏の一枚着でも首元が寂しくならず、アクセサリーに頼らず表情を作れるディテールです。

袖口の矢絣柄は、目立たせるためではなく余韻を残すための意匠です。

袖口には、YASHIKIのブランドアイコンである矢絣柄が編み込まれています。

正面から大きく主張する柄ではありません。

腕を動かした時や、横から見た時にさりげなく見える程度です。

袖まわりには複数の編み柄と色の切り替えが入り、ゆったりした袖に立体感を作っています。

無地の半袖ニットでは、袖が広いと単調に見えることがあります。

この商品は、袖口まで表情を持たせることで、身幅と袖幅の広さをデザインとして成立させています。

遠くからは落ち着いて見え、近くで見ると細かな作り込みに気付く。

YASHIKIらしさが分かりやすく表れている部分です。

サイドスリットが、ゆったりした裾まわりを軽く見せます。

裾の両脇にはスリットが入っています。

身幅の広いニットは、裾をリブで強く絞ると、腰まわりに生地が溜まることがあります。

反対に、裾を完全に真っすぐ作ると、全体が箱のように見える場合があります。

この商品は裾にリブを使いながら、サイドスリットで前後の動きを確保しています。

正面では形が整い、横から見ると裾に軽さが生まれます。

パンツのポケットへ手を入れた時や、歩いた時にも、生地が腰まわりへ突っ張りにくい作りです。

前後差があるように見える裾の重なりも、横からのシルエットへ自然な奥行きを加えています。

ゆったりしたニットを、重たく見せずに着るための実用的なディテールです。

背面はシンプルですが、縦の編み柄が後ろ姿を引き締めます。

正面にはヘンリーネックがありますが、背面は比較的シンプルです。

それでも、両脇に入った縦方向の編み柄によって、広い身幅がそのまま横へ膨張して見えにくくなっています。

背中の中央は細かな鹿の子編みで構成され、袖へ向かうにつれて編み柄が切り替わります。

一色のニットでありながら、編み方の違いだけで奥行きを作っているため、柄物ほど合わせるパンツを選びません。

肩線を強く見せない設計なので、後ろから見た時にも肩が張って見えにくく、柔らかな印象です。

装飾を加えるのではなく、編み地の変化だけで後ろ姿を整えている点に、ニットブランドとしての技術を感じます。

170cm・60kgでサイズ1は、ゆったりしていても着られているように見えません。

サイズ1の実寸は、肩幅64cm、身幅61cm、着丈67.5cm、袖丈20.5cmです。

数値だけを見ると、肩幅も身幅もかなり大きく感じるかもしれません。

ただし、これは一般的な肩位置に合わせるパターンではなく、YASHIKI定番の着物の構造をオマージュした設計です。

170cm・60kgでサイズ1を着用すると、肩は自然に落ち、身幅にも十分な余裕があります。

それでも、着丈が必要以上に長くないため、全体が大きく見えすぎません。

裾のリブが腰まわりに輪郭を作り、縦の編み柄が正面の見え方を引き締めています。

身体に合った細さで選ぶニットではなく、肩を落として生まれる柔らかなシルエットを楽しむニットです。

袖丈は半袖というより、肘に近い4分袖として考えると分かりやすいです。

サイズ表の袖丈は20.5cmですが、肩が大きく落ちるため、実際の袖口は肘に近い位置まできます。

一般的な半袖Tシャツよりも腕の露出が少なく、袖幅にも余裕があります。

二の腕を細く見せるために身体へ沿わせる形ではなく、腕と袖の間に空間を作るシルエットです。

そのため、半袖が子どもっぽく見えると感じる方や、腕を出しすぎたくない方にも取り入れやすいと思います。

横から見ると、肩から袖口までが直線的に落ち、肘まわりへ生地がまとわり付きにくいことも分かります。

一般的な半袖よりも落ち着いて見え、夏の一枚着に大人っぽさを残せる袖丈です。

GREIGEは、編み柄の陰影を落ち着いて楽しめるカラーです。

GREIGEは、ブラウンやグレーに近い落ち着いた色合いです。

明るいベージュほど軽く見えすぎず、BLACKほど強い印象にもなりません。

編み地の濃淡や、袖と裾の切り替えが自然に見えるため、YASHIKIらしい柄を落ち着いた雰囲気で楽しめます。

BLACKのパンツと合わせれば、上半身の柔らかさが引き立ちます。

生成りやベージュ系のパンツを合わせれば、より軽い夏らしいスタイルになります。

色の主張を強くせず、編み柄やシルエットを中心に見せたい方には、GREIGEが選びやすいと思います。

普段モノトーンを着る方にも取り入れやすく、コーディネートへ穏やかな変化を加えられる色です。

BLUEは、涼しげに見えても鮮やかすぎない落ち着いた色です。

BLUEは、明るく鮮やかな青ではありません。

グレーを含んだような落ち着いた発色で、編み柄の陰影も自然に見えます。

GREIGEよりも清涼感がありながら、スポーティーには見えにくい色です。

ベージュやオリーブ系のパンツを合わせると、BLUEの涼しげな印象が引き立ちます。

BLACKのパンツなら、都会的で落ち着いた雰囲気。

デニムと合わせる場合は、上下の青が同化しすぎないよう、濃淡を変えるとまとめやすくなります。

白いインナーを首元や裾から少し見せれば、全体に明るさも加えられます。

夏らしい色を取り入れたいけれど、鮮やかなカラーには抵抗がある方にも選びやすいBLUEです。

ワイドパンツと合わせても、上半身が必要以上に大きく見えません。

このニットは身幅が広いため、細身のパンツだけに合わせなければならないように思うかもしれません。

実際には、ワイドパンツとも自然に合わせられます。

ポイントは、ニットの着丈が長すぎず、裾のリブによって上半身の輪郭が作られていることです。

ゆったりしたパンツを合わせても、トップスとボトムスの境目が曖昧になりすぎません。

BLACKのワイドパンツなら、GREIGEの柔らかさを引き締めながら、ニットの編み柄を主役にできます。

革靴を合わせれば、リラックスしたシルエットの中にも落ち着きが残ります。

上下を細く整えるのではなく、全身にゆとりを持たせながら大人っぽく見せたい時に使いやすいバランスです。

ショートパンツに合わせても、子どもっぽく見えにくい理由があります。

夏はショートパンツを穿きたいけれど、Tシャツとの組み合わせではカジュアルになりすぎる。

そんな時にも、このニットは使いやすいと思います。

ヘンリーネックと編み柄によって上半身に落ち着きが生まれるため、ショートパンツを合わせても部屋着のように見えにくくなります。

袖丈が長めで、上半身の露出が抑えられていることも大切です。

足元をサンダルにしても、ソックスを加えれば軽くなりすぎず、街着としてまとめやすくなります。

BLUEには、ベージュやカーキに近いショートパンツがよく合います。

涼しさを優先しながら、夏のカジュアルスタイルへ上品さを残したい時に役立つ着こなしです。

サイズ2は単純な大きめではなく、さらに落ち感を楽しみたい方の選択肢です。

サイズ2は、肩幅65cm、身幅64cm、着丈69cm、袖丈21cmです。

サイズ1と比べると、肩幅は1cm、身幅は3cm、着丈は1.5cm大きくなります。

大きな違いが出やすいのは身幅です。

サイズ2では、胴まわりにさらに余裕が生まれ、編み地が身体から離れて落ちる感覚が強くなります。

ただし、この商品はもともと肩を落として着る設計です。

サイズを上げれば肩位置だけが大きく変わるというより、全体の空気感がさらにゆったりします。

170cm・60kgで、写真のようにバランスよく着るならサイズ1が基準です。

体格がある方、より大きなシルエットが好きな方、着丈にも少し余裕が欲しい方はサイズ2を検討してください。

ストレッチで身体に合わせる服ではなく、どの程度の余白を楽しみたいかでサイズを選ぶニットです。

向いているのは、夏の一枚着に表情と落ち着きを求める方です。

yokufu Henley Knitは、次のような方におすすめです。

Tシャツ以外の夏用トップスを探している方。

柄物ではなく、編み地の変化で個性を出したい方。

身体のラインを拾いにくい、ゆったりした服が好きな方。

半袖でも腕の露出を抑えたい方。

ワイドパンツやショートパンツへ合わせられるトップスが欲しい方。

日本製のニットや、デザインの背景に物語がある服を好む方。

一方で、身体に沿う細身のニットを求める方や、薄いTシャツと同じ涼しさを期待する方には向かない可能性があります。

また、シンプルな無地に見えても編み柄には存在感があるため、装飾を極力抑えたプレーンな服だけを好む方には、少し表情が強く感じられるかもしれません。

夏の快適さだけでなく、服を着る楽しさまで求める方に相性のよい一着です。

コットン100%でも、Tシャツと同じ感覚で洗わない方が安心です。

素材はコットン100%で、取り扱い表示は手洗いです。

天然素材だからといって、通常のTシャツと同じように強く洗ってよいわけではありません。

ニットは、摩擦や引っ張りによって編み地が伸びたり、形が崩れたりする可能性があります。

洗濯する際は、必ず商品に付属する取り扱い表示を確認してください。

手洗いする場合も強くこすらず、形を整えながら優しく扱うことが大切です。

水分を含んだ状態でハンガーへ掛けると、重みで肩や着丈が伸びる場合があります。

乾燥方法についても表示を優先し、平らな状態で形を整える方法を検討してください。

保管時も、ハンガーへ長期間掛けるより、畳んで置く方が形を守りやすいと思います。

特別に難しい服ではありませんが、ニットとしての基本的な扱いを守ることで長く着やすくなります。

まとめ|Tシャツでは作れない表情を、夏の着やすさと一緒に楽しめます。

YASHIKIのyokufu Henley Knitは、初夏の田園を吹き抜ける風景を、編み柄とシルエットで表現したコットンニットです。

鹿の子編みによる細かな凹凸。

肩から裾へ続く、風の流れを思わせる縦線。

さりげなく輝く黒蝶貝のボタン。

袖口に入った矢絣柄。

身幅の広さを軽く見せるサイドスリット。

それぞれの要素が単なる装飾ではなく、夏の一枚着を立体的に見せる役割につながっています。

170cm・60kgでサイズ1は、肩を自然に落としながら、着丈を長く見せすぎないバランスです。

サイズ2は身幅の余裕が増えるため、体格がある方や、さらに落ち感を強めたい方の選択肢になります。

薄いTシャツと同じ涼しさや、身体へ沿う細身のシルエットを求める方には、別の商品が合うかもしれません。

一方で、

夏の服装がTシャツばかりになる。

ゆったりした服を、だらしなく見せずに着たい。

シンプルでも細かな作り込みを感じられる服が好き。

ワイドパンツにもショートパンツにも合う一枚が欲しい。

そんな方には、夏の着こなしを無理なく広げてくれるニットになると思います。

GREIGEとBLUEでは印象が変わるため、普段合わせるパンツや、夏に作りたい雰囲気も考えながらお選びください。

カラー、サイズ、在庫状況などの詳細は、オンラインショップの商品ページでご確認いただけます。

オンラインショップで商品を見る

ちょっとしたひとりごと

夏本番ということで、あちこちでフェスが開催されていますね。

フジロックはAmazon Prime Videoで配信していたので、仕事をしながら少しだけ見ていました。

そこで久しぶりに見たのが、Hi-STANDARD。

「あぁ、懐かしいなぁ」と思わず手を止めて見入ってしまいました。

自分が若い頃は、パンクロックって若いうちだけの音楽、みたいな空気があった気がします。

大人になったらもっと落ち着いた音楽を聴くもの。

そんなイメージでした。

でも不思議なもので、50代になっても全力でステージに立っている姿を見ると、昔よりずっと格好良く見えるんですよね。

年齢を重ねたからこそ出せる説得力というか、積み重ねてきたものが演奏にも表れている気がします。

これって洋服も少し似ているのかもしれません。

若い頃には似合わなかったものが、年齢を重ねてからしっくりくる。

逆に昔好きだったものを、今着るからこそ格好良く見えることもある。

そう考えると、「年齢に合わせる」というより、「その時の自分らしく楽しむ」のが一番なんでしょうね。

昔はファッションと音楽って、もっと近い存在だった気がします。

最近は少し距離ができたようにも感じますが、やっぱり自分の中では切り離せないものです。

では本日もお待ちしております。

DISCOVERY 水尻

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