オープンカラーシャツとプルオーバーシャツと私

はじめに

福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。

今シーズン、シャツを色々と提案したいと思って、いつもと違ったシャツを色々とセレクトしてみました。

シャツといってもシンプルなシャツから、柄物、バンドカラーなど色々な種類があります。

シルエットもジャストサイズから、ビックシルエットまで幅広くて、シャツをいうジャンルにとらわれないものが増えています。

今日はシャツというアイテムに注目して、今からのショーツスタイルにぴったりのシャツを2型紹介します。

 

まずはバルデ77のシャツから。

グレッチのギターが分かる音楽好きにはツボだと思います。

「Varde77」とは

【Varde77】は、海外生活の経験や古着のバイヤーとしてのキャリアを経た宮田浩行が2006年に立ち上げたブランド。

現在では【Varde77】【Revival 90% Products by Varde77】【MAKEOVER】の3つのラインから構成されています。

今日紹介する【Varde77】は、Vintageという古き良きを見つめ、未来を見据えたもの作りをコンセプトとするブランド。

vardeとはアメリカの道の名称です。10年以上に渡るVintageのバイヤーとしての経歴をもつデザイナーが2006年に設立しました。

今だけではない時代ごとの洋服を熟知した、拘りのあるディテールや素材観への追究がVarde77では表現されています。

Vintageには無いディテールとともに、未来へと残るようなアイテムが展開。 現在から未来に残り続けるものを提案しています。

HUMMINGBIRD LONG SLEEVE SHIRTS(ハミングバードロングスリーブシャツ)

商品写真

色サイズ価格

Varde77(バルデ77)
NO.VR19SS-CM-SR01
HUMMINGBIRD LONG SLEEVE SHIRTS(ハミングバードロングスリーブシャツ)
PRICE 23,800+tax

商品説明

ゆったりとしたシルエットの刺繍入りオープンカラーシャツです。

オープンカラーシャツとは「開襟シャツ」とも呼ばれており、襟元を開いた低い高さの襟の形が特徴です。

ジャストサイズで着ると非常に男臭い印象になるオープンカラーシャツを、今の着こなしに合わせてゆったりと仕上げたのがポイント。

素材には縮みにくく耐久性のあるポリエステル素材が使われており、ソフトで柔らかい生地感は春夏シーズンにぴったりです。

目を引く刺繍は、ちゃんと音楽を愛するデザイナーの意図が汲み取れる内容。

1960年代にギターメーカーのギブソンが日本のハチドリの絵に影響を受けて、ピックガードにデザインしてハミングバードと名付けられたギターがあります。

そのハミングバード柄を刺繍しています。

 

ハミングバードロングスリーブシャツを使ったスタイリング

着用アイテム
スタイリングのポイント

そろそろ需要が増えてくるショーツですが、街着としてどうオシャレに着こなすか。

当店の提案としては、トップスに長袖を合わせる事です。

半袖に短パンはカジュアル度が強くなるので、あまりおススメしません。

もちろん涼しければいいっていうなら全然構いませんけど(笑)

で、より品がある感じにしたかったら、襟がついているものを合わせる方がいいです。

もうひとつのポイントはインナーの色使いです。

ショーツとシャツが薄めの色なので、ここでインナーに白を持ってくると全体的に印象が弱くなっちゃいます。

という事で、インナーにボルドーを持ってきて差し色にしました。

長袖シャツといっても袖はまくっちゃえばいいですし、そんなに暑っ苦しさは感じないと思いますよ。

このバルデのシャツはポリエステル素材なのでシワにもなりにくいですし、カバンにまるめて入れておけば夏の冷房が効いた部屋の羽織り物としても使えます。

この絶妙なバランスの刺繍具合が個人的にはたまりません。

 

続いてはイエスタデイズトゥモローの、プルオーバーシャツを使ったコーディネートです。

「YSTRDY’S TMRRW|イエスタデイズトゥモロー) 」とは

ブランド名の「YSTRDY’S TMRRW」とは昨日の明日、つまり今日を意味し、”今”着たいリアルクローズがコンセプト。

現代的なデザインに落とし込んだアイテムを提案。

デザイナーがこれまでに培ってきた古着やストリート、モードなどの要素を洋服に落とし込み、独自のスタイリングで表現しています。

デザイナーの管野は、ノンネイティブ(nonnative)のアシスタントだけじゃなく、販売員としての経験もあるだけに、洋服好きを唸らせる絶妙なバランスでデザインを構築しています。

TWILL DISHOOM SHIRT(ツイルプルオーバーシャツ)

商品写真

色サイズ価格

YSTRDY’S TMRRW(イエスタデイズトゥモロー)
NO.YT-SO0403
TWILL DISHOOM SHIRT(ツイルプルオーバーシャツ)
COLOR&SIZE
EMERALD:M
PRICE 21,000+tax

商品説明

ツイル生地を使ったプルオーバータイプのシャツ。

柔らかい手触りで涼しげな肌触りとなります。

被りタイプのシャツとなるので、身幅はゆったりとしています。

着丈はそれほど長くないので、中にTシャツを重ね着したりするのもおススメです。

左右の裾にスリット(切れ目)が入っているので、裾がたるまずスッキリとした仕上がり。

襟のほつれや、襟の後ろについたチェック生地のワンポイントなど、着こなしが単調にならない工夫が盛りだくさんです。

アイテムとしてはシャツですが、1枚でカットソーとして着るのもおススメです。

布帛生地なので洗濯を繰り返しても型崩れしずらいので、洗濯回数が増える春夏シーズンには嬉しい1着です。

同素材のパンツとセットアップ着用が可能となっています。

S、M、Lの3サイズ展開です。

 

ツイルプルオーバーシャツを使ったスタイリング

着用アイテム
スタイリングのポイント

ショーツには長袖を合わせるってのが、当店が提案するショーツスタイル。

あとはどこにポイントを持ってくるかですよね。

この着こなしだと、帽子、トップス、ショーツ、靴、その他小物と、色々なポイントがあると思います。

この着こなしで意識したのは、オレンジを効かせたショーツを引きたてつつ、スウェットショーツというアイテムをラフに見せすぎないかって事です。

まず、色合わせで覚えておくといいんですけど、グリーン系(カーキ、オリーブ)とグレーは愛称がいいです。

メンズの洋服ではよく使われる色なので、憶えておくと凄く役に立ちます。

ただし両方とも中間色なので、どこかに白や黒といったモノトーンを持ってこないと着こなしがまとまりません。

その辺りをまとめるために、インナーに白のTシャツをチラ見せして、足元には黒のスリッポンを合わせました。

相性がいい色の組み合わせってある程度決まっているので、憶えておくとスタイリングを決める時に便利ですよ。

しかし、このイエスタデイズトゥモローのプルオーバーシャツ・・横から見た時のスリットの深さが絶妙ですね。

こういうシンプルなようで、袖を通すとよさが分かる洋服ってホント素敵だと思います。

シャツでありながら、ロンTのようでもあり、インナーにもなっちゃうってのが凄く便利。

凄く面白いシャツですね。

 

次回の更新について

次回の更新は6月24日を予定しています。

では本日もお待ちしております。

DISCOVERY 水尻

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