福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。
太いデニムが気になっていても、実際に選ぶとなると少し迷います。
格好いいと思って試してみたら、パンツだけが大きく見えたり、裾が余りすぎて歩きにくかったり。
逆に無難な太さを選ぶと、「これなら今持っているデニムとあまり変わらないな」と感じることもあります。
太さはしっかり欲しい。
でも、普段のTシャツやシャツに合わせて普通に穿けることも大切です。
今回ご紹介するmeltumの「BAGGY DENIM VINTAGE DYED」は、かなり存在感のあるバギーデニムですが、ただ大きく作ったパンツではありません。
国内で何工程も加工を重ねたヴィンテージライクな表情と、裾を必要以上に余らせないレングス。
この二つが合わさることで、主役になるデニムなのに、普段の服装へ意外とすんなり取り入れられます。

meltum/メルタム
NO.MTM-PT-0356-26-A
BAGGY DENIM VINTAGE DYED/バギーデニムビンテージダイ
24,200円(税込)
目次
meltum/BAGGY DENIM VINTAGE DYED
しっかり太い。でも「太さだけ」が目立たないところが、このデニムのいいところです。
まず見てほしいのは、パンツ全体のシルエットです。
腰まわりから裾までしっかりボリュームがあり、細身のデニムとは明らかに違う存在感があります。
それでも、裾に向かって極端に広がる形ではありません。
サイズ2でワタリ36cm、裾幅22.5cm。
腿にはかなり余裕がありますが、裾まで同じ勢いで広げていないので、穿いた時にはバギーデニムらしい太さを感じながらも、全体の輪郭は意外とまとまっています。
自分がこのデニムで特にいいと思うのも、ここです。
太いパンツを穿いてみたいから選ぶ。
でも、穿いた途端に普段の服装を全部変えなければいけないほど特殊ではない。
このくらいのバランスなら、いつものTシャツやシャツをそのまま生かしながら、パンツだけで着こなしを一段変えられます。

新品なのに最初から雰囲気がある。加工デニムを選ぶ意味は、ここにあります。
このデニムのもう一つの大きな特徴が、表情豊かな加工です。
国内の加工工場で複数の工程を重ね、長く穿き込んだデニムのようなヴィンテージ感を作っています。
画像を見ると、均一に色を落としただけではなく、濃い部分と淡い部分が混ざり、白い点状の加工も加わっています。
新品のデニムは、穿き込んで自分で育てていく楽しさがあります。
一方で、最初はどうしても表情がきれいすぎて、シンプルなTシャツを合わせると少し物足りなく感じることもあります。
このデニムなら、最初からパンツ自体に奥行きがあります。
白Tシャツ一枚。
無地のスウェット一枚。
それくらいでも、服装が簡単に見えにくい。
コーディネートを足し算するのではなく、パンツ一本で雰囲気を作りたい方には、この加工がかなり効いてきます。
なお、加工による色落ちや表情には個体差があります。
すべてが完全に同じ仕上がりではないことも、このデニムを選ぶ前に知っておいてほしいポイントです。

加工が強いデニムほど、細かな作りはシンプルなくらいが使いやすい。
近くで見ると、加工の表情だけでなく細かなディテールも確認できます。
トップボタンにはmeltumのロゴを刻印。
大きくブランドを主張するようなものではなく、穿いてしまえばほとんど目立たない部分です。
でも、このくらいがちょうどいいと思います。
デニムそのものにこれだけ加工の存在感があるので、ボタンやパーツまで派手にすると、全体が少しうるさくなってしまいます。
見える部分ではヴィンテージ加工をしっかり楽しませる。
細部はあくまでシンプルにまとめる。
そのバランスがあるから、個性の強い加工デニムでも大人の普段着として使いやすくなっています。

後ろまで加工が入ることで、正面だけ格好いいデニムになっていません。
加工デニムを選ぶ時は、正面だけでなく後ろ姿も見てほしいと思います。
このモデルはバック側にも濃淡のある加工が入り、ポケットまわりから脚へ自然につながっています。
前だけ強く色を落とし、後ろはきれいなままという仕上げではありません。
全身で見た時に加工の雰囲気が途切れないので、後ろから見てもパンツの存在感があります。
バギーデニムは生地の面積が大きい分、背面が単調だとかなり大きな黒いパンツに見えてしまうことがあります。
このモデルは加工の濃淡が入ることで、後ろ姿にも立体感が生まれています。
トップスをシンプルにしても成立するというのは、こういう後ろ姿まで含めての話です。

170cm・60kgでサイズ2。バギーらしい太さはありますが、丈は暴れません。
着用画像は、170cm・60kgでサイズ2です。
実寸は、ウエスト74cm、股上32cm、ワタリ36cm、裾幅22.5cm、股下68.5cm。
数字でまず目に入るのは、ワタリ36cmという太さだと思います。
実際に穿いても、腿からしっかり余白があります。
ただ、それと同じくらい大切なのが股下68.5cmというレングスです。
太いパンツで丈まで長すぎると、足元に生地が大量にたまり、シルエット全体が重くなります。
このデニムは太さをしっかり出しながら、裾を必要以上に引きずりにくいバランスに設計されています。
「バギーデニムは格好いいけれど、裾が余りすぎるのは苦手」という方には、ぜひこの全身バランスを見てほしいです。

白Tシャツ一枚で十分。むしろトップスをシンプルにした方が、このデニムは生きます。
加工の強いデニムを見ると、「何を合わせればいいんだろう」と難しく考えてしまうかもしれません。
でも、このパンツの場合は逆です。
パンツ側にすでに十分な情報量があります。
画像のように白系のTシャツを一枚合わせるだけで、着こなしは成立します。
上半身をシンプルにすることで、デニムの色ムラやボリュームが自然に主役になります。
色合わせもWHITE×BLACKを基本にすれば難しくありません。
初めて加工デニムやバギーパンツに挑戦するなら、まずはこういう着方がおすすめです。
形を変えるなら、色はシンプルにする。
デニムに表情があるなら、トップスでは頑張りすぎない。
このくらいの引き算をした方が、大人の普段着としては使いやすいと思います。

横から見ると、太さはあるのに脚だけが大きく見えない理由が分かります。
バギーパンツは、正面より横から見た時に印象が変わることがあります。
横方向へ大きく膨らむものは、正面では格好よくても、全身で見ると下半身だけがかなり大きく見えることがあります。
このデニムも決して細くはありません。
ただ、横から見ると生地にしっかり余白がありながら、裾まで一気に広がる形ではないことが分かります。
そして足元には、少し存在感のある革靴を合わせています。
これもポイントです。
太いパンツに対して靴が極端に小さく見えると、パンツのボリュームだけが強調されます。
画像のようにある程度存在感のある足元を合わせると、裾から靴まで自然につながります。
スニーカーなら、少しボリュームのあるモデル。
革靴なら、細すぎないフォルム。
バギーデニムを初めて穿く時は、トップスだけでなく足元とのバランスも見てみてください。

後ろ姿までボリュームがあるから、トップスは長くしすぎない方がバランスを取りやすい。
後ろから全身を見ると、このパンツが腰まわりからしっかりボリュームを持っていることが分かります。
ここまで太さがあるパンツに、さらに長く大きなトップスを重ねると、全身の重心が下がりすぎることがあります。
画像では、トップスの裾がパンツの腰まわりを完全に隠すほど長くありません。
そのため、バギーシルエットの太さを見せながら、上半身と下半身の境目もきちんと残っています。
太いパンツだから、トップスも大きくしなければいけないわけではありません。
むしろパンツに十分な存在感があるからこそ、上半身を少しコンパクトにするとバランスを取りやすい。
普段オーバーサイズのトップスが多い方でも、着丈まで極端に長いものばかり合わせず、パンツの腰位置が分かるくらいのバランスも試してみてください。

まとめ|太いデニムを穿くことより、「普段の服で穿けること」を大切にした一本です。
meltumの「BAGGY DENIM VINTAGE DYED」は、控えめなデニムではありません。
しっかり太い。
加工もかなり存在感があります。
だからこそ、自分がこのパンツで評価しているのは、その個性を日常で使えるところまできちんと整えていることです。
バギーらしいワタリの余裕がありながら、裾まで必要以上に広げない。
レングスも長くしすぎず、170cm・60kgで穿いても裾だけが重たく見えません。
そして国内で何工程も加工したヴィンテージライクな表情があるので、トップスは無地のTシャツやシャツで十分です。
普段の服装を大きく変えずに、パンツから新しいシルエットへ挑戦できる。
そこが、このデニムの一番いいところだと思います。
逆に、色落ちのないクリーンなデニムや、細身ですっきりしたシルエットを求めている方には、かなり方向性が違います。
また、加工の表情には個体差があります。
まったく同じ色落ちを求めるというより、それぞれの違いも含めて楽しめる方に選んでいただきたい一本です。

商品ページでは、170cm・60kgでサイズ2を穿いた時の正面・横・後ろの見え方を比べてみてください。ワタリ36cmという数字だけでなく、股下68.5cmとの組み合わせで、どのくらいのボリュームに収まっているかを見ると、このバギーデニムの使いやすさがより分かりやすいと思います。
ちょっとしたひとりごと
北海道旅行2日目は、「白い恋人パーク」と「さっぽろテレビ塔」へ行ってきました。
北海道観光の王道といえば動物園なのかもしれませんが、この日は暑かったので早々に候補から外しました(笑)。
それで向かったのが「白い恋人パーク」。
正直、行く前は「どこまで楽しめるんだろう?」くらいの気持ちだったんですが、思っていた以上に良かったです。
外は無料の庭園になっていて、写真を撮りたくなる場所がかなり多め。

カフェやデザートを買えるところもあって、外だけでも結構楽しめます。
館内は無料エリアと有料エリアに分かれていて、有料エリアではお菓子作り体験ができたり、実際に白い恋人を作っている工場を見られたり、チョコレートの歴史を学べたり。
全体的にちょっとディズニーっぽい演出もあって、子供向けかと思いきや、大人でも普通に楽しめました。

そして一番危険なのが、お土産売り場です(笑)。
ここ限定の白い恋人関連商品がとにかく多い。
見ているうちに「せっかく来たし」が発動して、どんどん買ってしまいます。
ワインまで売っていて、かなり惹かれたんですが、重いのでその場では断念。
今思えば宅配してもらえばよかったですね(笑)。
白い恋人のビールなんかもありましたよ。


その後は「さっぽろテレビ塔」へ。

ただ登るだけでは面白くないかなと思って、参加型の謎解きゲームにも挑戦しました。

これが完全に想定外。
子供向けの簡単なやつだろうと思っていたら、普通に難しい(笑)。
子供が楽しめればいいかな、くらいの気持ちだったのに、途中から大人が本気になっていました。
係員の方にヒントを3回くらい聞きに行きましたからね。
最後の問題なんて、
「いや、こんなの分かる訳ないだろ」
と心の中でツッコミました(笑)。
夜はジンギスカン。
最近は脂の多い肉をたくさん食べると、次の日まで残ることも増えてきましたが、ジンギスカンは思ったより軽くて食べやすかったです。
こういうところで年齢を感じますね(笑)。


そして3日目は小樽へ。
ルタオ本店へ行ったり、有名な蒸気時計を見たり、オルゴール館やガラス館を見たりしながら街を散策しました。



小樽って、なんとも言えない雰囲気がありますね。
古い建物や運河を眺めながら歩いているだけでも楽しい。
予定を詰め込まずに、一日ぼーっと歩くのも良さそうな街でした。


もちろん途中では海鮮丼も。
北海道らしい新鮮な魚をしっかり堪能しました。
まぁ福井でも魚はかなり美味しいんですけどね(笑)。

そんな感じで観光を楽しみ、4日目に福井へ戻って旅行は終了。
北海道はとにかく広いので、今回だけでは全然回りきれませんでした。
次に行くなら、また違うエリアをゆっくり見てみたいですね。
そして小松空港に降りた瞬間。
「暑っ……」
と思ったのは言うまでもありません(笑)。
では本日もお待ちしております。
DISCOVERY 水尻
—————————————–
DISCOVERY
〒918-8104 福井県福井市板垣5-1013
TEL:0776-35-8331 FAX:0776-35-8332
URL:https://www.discovery-jp.com
Mail:mailto@discovery-jp.com
Instagram:discovery2008
Youtube:DISCOVERYチャンネル
FB:https://www.facebook.com/discovery0720
—————————————–
