福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。
無地のスウェットは便利です。
パンツを選びにくいし、アウターの中にも入れやすい。
でも、鏡を見た時に「今日もいつもの感じだな」と思うことがあります。
そこでプリントスウェットを選ぼうとすると、今度はグラフィックが強すぎたり、少し若く見えそうだったり。
大人が普段着として着るなら、目を引くものは欲しいけれど、着こなしまで難しくなる必要はありません。
今回ご紹介するbyeA.の「NOT APPLE SWEAT Orange」は、まさにそのくらいの距離感で楽しめるスウェットです。
胸には大きく「Orange」。
しかも一色ではなく、文字ごとに色を変えたカラフルなグラフィックです。
かなり目には入ります。
それでもベースに使っているのは、FRUIT OF THE LOOMのオーソドックスなクルーネックスウェット。
形まで変わった服ではないので、実際の着こなしは難しくありません。
自分がこの商品で面白いと思ったのも、ここです。
普通のスウェットでは少し物足りない。
でも、イラストや大きなキャラクター物までは必要ない。
そんな時に、「文字」だけでしっかり印象を変えられます。
ちなみに、Orangeです。
アップルではありません。

byeA./バイエー
NO.BY121
NOT APPLE SWEAT Orange/クルーネックスウェットオレンジ
13,200円(税込)
目次
byeA./NOT APPLE SWEAT Orange
カラフルなのに着こなしが難しくないのは、形そのものが普通のスウェットだからです。
最初に全体を見ると、やはり胸の「Orange」が主役です。
GRAYのボディに、グリーン、レッド、ブルー、イエローなど複数の色が入るので、無地のスウェットとはかなり印象が変わります。
ただし、服そのものの形はベーシックです。
クルーネック。
袖口と裾にはリブ。
余計な切り替えや大きなディテールを増やしていません。
ここが大切だと思います。
プリントも形も両方強くしてしまうと、合わせるパンツやアウターまで選びやすくなります。
このスウェットなら、デザインの焦点はほぼ胸の文字。
だから普段穿いている無地のパンツへ合わせるだけで成立します。
「少し変わったものを着たいけれど、コーディネートまで頑張りたくない」という方にも取り入れやすいと思います。

ただ「Orange」と書いただけなのに目に残る。文字ごとに変えた色と書体が効いています。
プリントを近くで見ると、この商品の面白さがもう少し分かります。
一つのロゴを一色でプリントしたものではありません。
文字ごとに色を変え、書体の見え方にも変化を持たせています。
そのため、「Orange」という誰でも知っている単語なのに、普通のブランドロゴとは違った表情になります。
イラストではないので、絵柄の意味やテイストを強く意識する必要もありません。
読めばOrange。
でも、なぜか少し気になる。
自分は、このくらいの遊びが普段着には使いやすいと思っています。
BLACKやGRAYの無地パンツへ合わせるだけでも、視線が自然に上半身へ集まります。
アクセサリーや柄物をいくつも足さなくても、一枚で服装に焦点を作れるスウェットです。

見た目だけのプリント物ではなく、内側には起毛感があり秋冬の普段着として使えます。
内側には起毛感があります。
素材はコットン50%、ポリエステル50%。
グラフィックに目が行きやすい商品ですが、実際に買うなら「いつ着るスウェットなのか」も大切です。
薄手の長袖Tシャツのような感覚ではなく、秋冬に一枚で着たり、寒くなればアウターの中へ入れたりするイメージがしやすいと思います。
しかも、プリントスウェットだから特別な扱いを前提にした商品ではなく、元説明では洗濯機洗い可能となっています。
日常着は、格好いいだけでは出番が増えません。
着た後の扱いまで含めて気負わないこと。
自分は、こういうグラフィックスウェットほど、その普段着としての使いやすさが大切だと思います。

GRAYとBLACKでは、同じOrangeプリントでも見え方がかなり変わります。
カラーはGRAYとBLACKの2色です。
GRAYはボディが明るいため、カラフルな文字がそのまま素直に見えます。
スウェットらしい軽さもあり、このグラフィックを最初に楽しむなら分かりやすい色です。
一方のBLACKは、ボディが締まることで文字とのコントラストが強くなります。
カラフルなプリントは残りますが、服全体ではGRAYより落ち着いて見せやすい。
普段BLACKや濃色のトップスが多い方なら、こちらの方が手持ちの服へ自然に入るかもしれません。
「どちらのプリントが好きか」だけではなく、普段トップスにどのくらい色を使うかで考えると選びやすいと思います。

170cm・60kgでMなら、少し余裕を残しながら着丈67cmですっきり収まります。
170cm・60kgでGRAYのMサイズを着用しています。
Mの実寸は、肩幅52cm、身幅53.5cm、着丈67cm、袖丈60.5cm。
オーバーサイズというほど大きくはありません。
肩と身幅には適度な余裕がありますが、着丈67cmなので全身では比較的すっきり見えます。
自分なら、今選ぶのはMです。
胸に大きなプリントがある服は、サイズまで大きくするとトップスの存在感がかなり強くなることがあります。
Mなら「Orange」のグラフィックはしっかり見せながら、シルエットまで主張しすぎない。
ワイドパンツにも合わせたい。
でも、トップスまで大きくしすぎたくない。
そんな着方なら、このMが一番扱いやすいと思います。

GRAYにはブラウンのパンツ。プリントの色を全部拾わなくても、これくらいで十分まとまります。
GRAYのMサイズを、ブラウン系のパンツへ合わせています。
カラフルなプリントを見ると、「どれかの色をパンツや靴でも拾った方がいいのかな」と考える方もいるかもしれません。
でも、そこまで考えなくて大丈夫です。
画像のように、パンツを落ち着いた無地にするだけでも十分まとまります。
GRAYとBROWNはどちらも柔らかい色なので、胸のプリントだけが自然なアクセントになる。
こういう合わせ方なら、プリントスウェットを普段あまり着ない方でも試しやすいと思います。
まずはパンツを無地にする。
色を合わせすぎない。
主役は胸のOrangeに任せる。
自分なら、このくらいシンプルに着ます。

Lは身幅だけでなく着丈も5cm長くなる。Mとは「少し大きい」以上に印象が変わります。
Lサイズは、肩幅57.5cm、身幅58cm、着丈72cm、袖丈61cm。
Mと比べると、肩幅は5.5cm、身幅は4.5cm、着丈は5cm大きくなります。
袖丈の差は0.5cmだけです。
つまり、Lへ上げると袖だけが長くなるのではなく、肩まわりと身頃、そして着丈にしっかりボリュームが出ます。
170cm・60kgでゆったり着るならL。
ただ、自分ならMを選びます。
理由は、この商品ではプリントそのものに十分な存在感があるからです。
Mでトップスをすっきり見せるのか。
Lでグラフィックもシルエットも含めて、もっとリラックスして見せるのか。
サイズ表では特に67cmと72cmの着丈差を確認してほしいと思います。

BLACKのLにはグレーのパンツ。色を抑えると、大きめに着てもプリントだけがきれいに残ります。
BLACKのLサイズでは、グレー系のゆったりしたパンツを合わせています。
トップスもパンツもMのスタイリングよりリラックスしたバランスです。
ただ、使っている色はかなり落ち着いています。
BLACK。
GRAY。
そこへ胸のカラフルなOrange。
全身の色数をパンツ側で増やしていないので、サイズLでトップスにボリュームを出しても、服装が忙しく見えにくいんです。
プリントスウェットを大きめに着るなら、自分はこういう合わせ方が失敗しにくいと思います。
シルエットで遊ぶなら、色は少し抑える。
逆にパンツにも強い柄や色を持ってくると、胸のプリントと競い合う可能性があります。
Lを選ぶ方は、サイズだけでなく全身の情報量まで考えると着やすくなります。

後ろはかなりシンプル。前だけに焦点があるから、アウターも合わせやすい。
背面を見ると、正面とはかなり印象が違います。
大きなプリントは前だけ。
後ろはベーシックなスウェットとして見えます。
自分は、ここも実際の着回しでは大切だと思います。
前にも後ろにも大きなグラフィックがあると、一枚での存在感は強くなります。
その一方で、アウターやパンツまでデザインのあるものを合わせると情報量が増えやすい。
NOT APPLE SWEAT Orangeは、前を主役にして後ろは静か。
だからコートやブルゾンの中へ入れて、前だけプリントを見せる着方もしやすい。
一枚で目を引くけれど、服全体をデザイン物にしすぎない。
このくらいのバランスが、普段使いにはちょうどいいと思います。

まとめ|無地スウェットの次に選ぶなら、着こなしを難しくしない「文字の遊び」くらいがちょうどいい。
byeA.の「NOT APPLE SWEAT Orange」は、機能や複雑な構造で選ぶスウェットではありません。
この商品の価値は、もっと分かりやすいところにあります。
胸に大きくOrange。
文字ごとに色を変える。
それだけで、ベーシックなクルーネックスウェットの見え方を大きく変えています。
一方で、ボディはFRUIT OF THE LOOMを使ったオーソドックスな仕様。
内側には起毛感があり、素材はコットン50%・ポリエステル50%。
元説明では洗濯機洗い可能です。
つまり、見た目にはしっかり遊びがあるのに、着方や扱い方まで特別に難しくしていません。
170cm・60kgの自分ならM。
肩や身幅には少し余裕がありながら、着丈67cmですっきり収まります。
もっとスウェット自体をゆったり見せたいならL。
肩幅57.5cm、身幅58cm、着丈72cmになるので、シルエットの違いもはっきり出ます。
GRAYならカラフルな文字を素直に見せやすい。
BLACKならボディを締めながらプリントを楽しめる。
逆に、無地のトップスだけを着たい方や、大きな文字が胸に入る服を避けたい方には、この商品は方向が違うと思います。
でも、「いつもの無地スウェットから少しだけ変えたい」という方なら、着こなしそのものを変えなくてもいい。
普段のパンツに替えて着るだけ。
そのくらい気軽にグラフィックを楽しんでほしい一着です。

商品ページでは、まずGRAYとBLACKで「Orange」のプリントがどう見えるか比べてみてください。ボディの明るさが変わるだけでも、同じカラフルな文字の印象がかなり変わります。
そのうえで、170cm・60kgでMとLを着た時の全身バランスと実寸を見比べてみてください。Mは肩幅52cm・身幅53.5cm・着丈67cm、Lは肩幅57.5cm・身幅58cm・着丈72cmなので、特に肩まわりと着丈の違いがサイズ選びのポイントです。
最後に、GRAY×ブラウン系パンツとBLACK×グレー系パンツのスタイリングも確認してみてください。普段よく穿くパンツへ置き換えて考えると、自分にはどちらのカラーとサイズが使いやすいかイメージしやすくなると思います。
ちょっとしたひとりごと
今回ご紹介したスウェット。
実は、ちょっとした秘密があります。
たぶん気付く人は、見た瞬間に「あれ?」となると思います。
逆に世代によっては、まったく何のことか分からない可能性も高いです(笑)。
一応、紹介文の中にヒントは入れてあります。
かなり分かりにくいですけどね。
こういうのって、分かる人だけニヤッとできる感じがいいんですよ。
全部説明してしまうと急につまらなくなるので、答えは書きません(笑)。
気になる方は、もう一度商品ページを見返してみてください。
それでも分からなかったら、今ならAIに聞いてみるのもアリかもしれません。
たぶん一瞬で答えを出してくると思います(笑)。
洋服って、単純に形や素材だけじゃなくて、こういうちょっとした背景や遊びがあると面白いんですよね。
知っていても知らなくても着られる。
でも知ると、少しだけ見え方が変わる。
そういう服、自分は結構好きです。
では本日もお待ちしております。
DISCOVERY 水尻
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