シャツをきれいに着たい。でも整いすぎるのは苦手な方へ|SANDINISTA Washer Shirtのシワ感・サイズ感・羽織り方

福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。

シャツを着ると、Tシャツやスウェットより服装が少し整って見えます。

これはシャツの良さです。

ただ、その「きちんとした感じ」が強すぎると、普段着としては少し構えてしまうことがあります。

シワがないようにきれいに整える。

襟も裾もきっちり見せる。

パンツも少しきれいなものを選ぶ。

もちろん、そういうシャツの着方も格好いい。

でも休日までそこまで考えず、Tシャツの上からサッと羽織れるくらいのシャツが欲しい時もあります。

今回ご紹介するSANDINISTAの「Washer Shirt」は、襟付きシャツの上品さを残しながら、最初から生地に自然なシワと表情を持たせた一着です。

コットン生地をワッシャー機で長時間揉み込み、洗いざらしのようなヴィンテージ感を出しています。

さらに肩幅と身幅には余裕を持たせながら、着丈は必要以上に長くしていません。

自分がこのシャツで特にいいと思ったのは、「きれいに着なければいけないシャツ」から少し離れていることです。

一枚で着てもいい。

ボタンを開けて羽織ってもいい。

同素材のパンツとセットアップでも着られる。

シャツは好きだけれど、もう少し力を抜いて着たい。

そんな方には、かなり使い方を想像しやすいと思います。


SANDINISTA/サンディニスタ
NO.60426WA04-TP
Washer Shirt/ワッシャーシャツ
18,700円(税込)

SANDINISTA/Washer Shirt

シワを消すのではなく、シワそのものをこのシャツの表情として使っています。

まず全体を見てほしいのですが、一般的なきれいめシャツとは生地の見え方が違います。

表面は完全にフラットではありません。

コットン生地をワッシャー機で長時間揉み込むことで、不均一で自然なシワ感を出しています。

ここは購入前にも知っておいてほしい部分です。

このシワは、保管状態が悪かったから付いたものではありません。

最初から意図して作られた、この商品の特徴です。

アイロンをきれいに当てたシャツには清潔感があります。

一方で、こういう生地には最初から少し力の抜けた雰囲気がある。

だから身幅に余裕のある形でも、ただ大きなシャツを着ているようには見えにくい。

自分がこの商品を仕入れた理由も、シャツの上品さを残しながら、普段着として気楽に扱えるところにあります。

貝釦を使うことで、洗いざらしの表情だけに寄せすぎていません。

生地にはヴィンテージ感がありますが、ディテールまでラフにまとめているわけではありません。

フロントには貝釦を使用しています。

近くで見ると、生地の素朴なシワ感に対して、ボタンには控えめな上品さがあります。

自分は、この組み合わせが大切だと思っています。

生地もボタンも全部カジュアルにすると、シャツというよりワークウェア寄りの見え方が強くなります。

逆に全部をきれいにすると、せっかくのワッシャー加工が中途半端になる。

Washer Shirtは、生地では力を抜きながら、シャツとして残したい部分はきちんと残しています。

無地のシャツなので派手なデザインはありません。

その分、こういう素材と細部の差が一着の雰囲気を作っています。

裾のサイドスリットがあることで、重ね着した時にシャツが箱のように見えません。

裾にはサイドスリットが入っています。

身幅の広いシャツでは、裾まで真っ直ぐつながっていると、横から見た時に身体を四角く覆っているように見えることがあります。

このシャツは裾に抜けを作ることで、前後の生地が少し独立して動きます。

特にインナーを裾から見せるレイヤードでは、この部分が効きます。

Tシャツを下へ少し出す。

シャツのボタンを何個か開ける。

それだけでも、裾まわりに奥行きが生まれます。

派手なデザインではありませんが、「一枚で着るだけではなく、羽織りでも使う」というこのシャツの性格に合ったディテールです。

後ろ姿も大きく見せすぎない。身幅の余裕と着丈のバランスがこのシャツのポイントです。

背面から見ると、身頃にはしっかり余裕があります。

それでも、着丈だけを長く引っ張ったオーバーサイズシャツではありません。

ここが自分ならサイズ選びでも意識したいところです。

大きめのシャツは、身幅と一緒に着丈まで長くなると、パンツの見える面積が減って全身が重く見えることがあります。

Washer Shirtは横方向には余白を作る。

でも縦には必要以上に伸ばさない。

だからワイドパンツにも合わせやすいんです。

背面には、フックへ掛ける際に使える衿吊りも備えています。

こうした小さな仕様を入れながら、後ろ姿そのものはかなりシンプルにまとめています。

BROWNはワッシャー生地の柔らかさがよく似合う、落ち着いた色です。

カラーはBROWNとGRAYの2色です。

BROWNは、シャツのヴィンテージ感をより素直に楽しみやすいカラーだと思います。

ワッシャー加工による不均一な表情と、少しくすんだように見えるBROWNの組み合わせには相性があります。

ただ、古着そのもののように見せる必要はありません。

BLACKのパンツを合わせれば締まりますし、同系色のパンツならもう少し柔らかい印象にもできます。

シャツに色は欲しい。

でも、強い色を一枚で主役にするのは苦手。

そんな方なら、BROWNは取り入れやすいと思います。

170cm・60kgでSでも身幅63cm。細く着るためのサイズではありません。

170cm・60kgでサイズSを着用しています。

実寸は、肩幅50.5cm、身幅63cm、着丈69cm、袖丈58cm。

Sと聞くと細身を想像するかもしれませんが、このシャツでは違います。

身幅63cmあるので、身体との距離はしっかりあります。

その一方で着丈は69cm。

そのため、ゆとりはあるけれど、全体は比較的すっきり見えます。

170cm・60kgでも窮屈ではありません。

ただ、自分なら今はMを選びます。

Sはもう少し着丈を短く見せたい方や、自分より小柄な165cm前後の方にも候補にしやすいサイズです。

「Sだからジャストサイズ」というより、この商品の中で一番コンパクトに見せられるサイズと考えた方が分かりやすいと思います。

サイズSをセットアップで着ると、ゆったりしていても全身が大きくなりすぎません。

BROWNのサイズSを、同素材のパンツと合わせています。

上下を同じ素材でそろえると、それだけで存在感は出ます。

だからこそ、トップスまで必要以上に大きくしないサイズSのバランスには意味があります。

シャツの着丈が69cmなので、パンツのシルエットもきちんと見える。

上下ともゆとりはありますが、全身が一つの大きな塊には見えません。

セットアップと聞くと少しきれいに着るイメージがあるかもしれません。

でも、この生地には最初からシワ感があります。

ボタンを開けて白いインナーを見せれば、もっと気軽です。

上下そろえても頑張りすぎて見えない。

そこも、このワッシャー素材をセットアップで使う面白さだと思います。

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170cm・60kgなら自分はM。身幅のゆとりと着丈71cmのバランスが一番使いやすい。

サイズMは、肩幅51cm、身幅64.5cm、着丈71cm、袖丈60cm。

自分なら今は、このMを選びます。

Sから身幅は1.5cm、着丈は2cm、袖丈は2cm大きくなります。

数字だけなら極端な差ではありません。

でも、この2cmの着丈差が全身では意外と効きます。

Sより少し落ち着いた長さになり、シャツ一枚で着た時にも、羽織りとして使った時にも収まりやすい。

それでいて身幅64.5cmなので、身体へ沿う感じはありません。

ゆとりをきちんと見せる。

でも、ロングシャツのようには見せない。

170cm・60kgの自分には、このMが一番この商品の狙いを素直に着られるサイズだと思います。

GRAYのセットアップなら、ワッシャーのラフさを少し落ち着いた方向へ見せられます。

サイズMではGRAYを同素材のパンツと合わせています。

BROWNと同じシャツでも、GRAYになると印象は少し変わります。

ワッシャー加工によるラフな表情は残る。

でも色が落ち着くことで、セットアップ全体も比較的静かに見えます。

初めてセットアップで着るなら、こういう色の方が取り入れやすい方もいると思います。

インナーにボーダーを入れればカジュアルに。

白や黒の無地なら、もっとすっきり。

同じ上下でも、中に何を見せるかでかなり印象を変えられます。

セットアップを「上下そろえてきっちり着る服」と考えなくてもいいんです。

この生地なら、ボタンを開けて軽いジャケットのように使うくらいが自然です。

Lは身幅66cm・着丈72cm。大きくするなら、丈よりも上半身の余白を楽しむサイズです。

サイズLは、肩幅52cm、身幅66cm、着丈72cm、袖丈60cm。

Mと比べると、身幅は1.5cm、着丈は1cm大きくなります。

つまり、MからLへ上げても急に着丈が長くなるわけではありません。

この商品の特徴である「身幅には余裕を持たせ、着丈は長くしすぎない」というバランスは残っています。

170cm・60kgなら、自分にはM。

Lはもっとゆったり見せたい方や、175cm前後の方が候補にしやすいと思います。

ただし、身長だけで決める必要はありません。

ワイドパンツが多く、上半身にも同じくらい余白を持たせたい。

前を閉じるより羽織りとして使うことが多い。

そういう方なら、170cm前後でもLを選ぶ意味はあります。

セットアップだけではありません。黒いパンツに替えれば、普通の羽織りとしてもっと簡単に使えます。

GRAYのサイズLをBLACKのパンツへ合わせています。

同素材のセットアップとは、かなり印象が違います。

パンツを黒へ替えるだけで、シャツのシワ感とゆったりした形がより分かりやすくなります。

自分は、この商品の普段使いならこういう着方もかなりおすすめです。

前を開けて白いインナーを見せる。

BLACKのパンツを穿く。

それだけです。

シャツ自体に生地の表情があるので、さらに柄物を足さなくても服装が単調になりません。

「ワッシャー加工」「セットアップ」と聞くと少し特徴の強い服に感じるかもしれませんが、単品ではかなり普通に使えます。

最初は手持ちのBLACKやNAVYのパンツへ羽織る。

そこから同素材のパンツまで広げる。

この順番なら取り入れやすいと思います。

まとめ|シャツを着る日は、毎回きっちり整えなくてもいいと思います。

SANDINISTAの「Washer Shirt」は、シャツらしさを捨ててラクにした服ではありません。

襟がある。

貝釦を使っている。

一枚で着れば、ちゃんとシャツに見える。

その一方で、生地には最初から自然なシワがあり、肩幅と身幅にも余裕を持たせています。

だから「きれいに整えて着なければいけない」というシャツ特有の緊張感が少ない。

自分がこの商品で評価しているのは、そこです。

170cm・60kgなら、より短くすっきり見せるならS。

今の自分なら、身幅64.5cm・着丈71cmのM。

もっと上半身へ余白を出したい方や、175cm前後ならL。

BROWNならワッシャー生地のヴィンテージ感を自然に楽しめる。

GRAYなら、もう少し落ち着いた印象で取り入れやすい。

単品ならBLACKのパンツへ普通に羽織る。

もっとこの生地を楽しみたいなら、同素材のパンツとセットアップにする。

逆に、シワのないパリッとしたドレスシャツや、身体に沿う細身のシャツを探している方には、このワッシャー加工とゆったりした身幅は方向が違うと思います。

そして、このシワ感は商品の特徴です。

購入前には、その表情を商品写真でもしっかり確認してほしいと思います。

素材はコットン100%で、日本製。

取り扱い表示は洗濯機洗い可能です。

シャツを着たい。

でも、休日まできっちりしなくていい。

そんな時に、一枚でも羽織りでも自然に手が伸びるシャツだと思います。

商品ページでは、まずワッシャー加工による生地のシワ感をアップと全体写真の両方で確認してみてください。均一な表面ではなく、この不規則な表情を含めて楽しむシャツです。

そのうえで、170cm・60kgでS・M・Lを着た時の身幅と着丈を見比べてみてください。身幅は63cm・64.5cm・66cm、着丈は69cm・71cm・72cmなので、どのサイズもゆとりを持ちながら、丈の見え方で全身のバランスが変わります。

最後に、同素材でそろえたセットアップとBLACKのパンツへ単品で羽織ったスタイリングも比べてみてください。普段どのくらい力を抜いてシャツを着たいかまで考えると、自分に合うカラーとサイズを選びやすくなると思います。

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ちょっとしたひとりごと

気が付けば、今年も残り2か月。

早いですね……。

ついこの前まで「暑い暑い」と言っていた気がするんですが、もう年末年始の予定を考える時期になりました。

そこで今ちょっと悩んでいるのが、来年の初売りをいつからにするか。

来年は3日が日曜日なので、世間的には4日から仕事始めという方が多いのでしょうか。

例年DISCOVERYは2日から営業していたんですが、

「正月くらい、もう少しゆっくり休んでもいいんじゃないか」

という気持ちが最近ちょっと出てきました(笑)。

なので今のところ、3日からにしようかなぁ……と考えています。

本当は4日からでもいいんですけどね。

ただ、あまり長く休むと生活のリズムが完全に崩れそうですし、何より正月太りが怖い(笑)。

家にいると、

食べる。

飲む。

また食べる。

という、非常に危険なループに入りますからね。

普段はお店にいるだけでも多少は動いているので、仕事って意外と健康にも役立っているのかもしれません。

まぁ初売りの日程は、もう少し考えてから正式にお知らせします。

毎年同じように営業しているようで、その時の曜日や世の中の流れに合わせて少しずつ変えていくのもいいのかなと思っています。

それにしても、あと2か月。

たぶんここから年末までは一瞬なんでしょうね(笑)。

では本日もお待ちしております。

DISCOVERY 水尻

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