福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。
冬のアウターを選ぶ時、暖かさを優先すると見た目まで重たくなりがちです。
厚手の中綿。
長い着丈。
大きなフード。
もちろん防寒には頼れますが、普段のパンツに合わせると「今日は冬用アウターを着ています」という存在感が強くなりすぎることがあります。
逆に、スウェットパーカーのような気軽さを優先すると、真冬には少し心細い。
できれば、普段のフーディーの延長で羽織れて、ちゃんと冬用アウターとして使えるものが欲しい。
今回ご紹介するSANDINISTAの「Duck Boa Hoody Jacket」は、その間をかなりうまく取った一着です。
ヴィンテージ感のあるスラブダックの表地。
フードから身頃まで入れた厚手のボア。
さらに袖には中綿とポリエステル裏地を組み合わせています。
防寒仕様はしっかりしています。
でも、着丈を必要以上に長くせず、フーディー型でまとめている。
自分がこのアウターで一番いいと思ったのは、冬用として頼れる作りなのに、普段の服装から大きく離れずに着られるところです。

SANDINISTA/サンディニスタ
NO.60426WA02-OW
Duck Boa Hoody Jacket/ダックボアフーディージャケット
49,500円(税込)
目次
SANDINISTA/Duck Boa Hoody Jacket
ワーク感はしっかりある。でも丈を長くしすぎないから普段のパンツへ合わせやすい。
まず全体を見ると、表地はワークウェアらしいダック素材。
フード、フロントジップ、大きなポケットと、形そのものはかなり馴染みがあります。
ただ、ロング丈の防寒アウターではありません。
着丈を抑えることで、パンツのシルエットをきちんと見せられるバランスになっています。
ここは冬の普段着ではかなり重要だと思います。
アウターの丈が長くなると確かに防寒性は高めやすい。
一方で、ワイドパンツを合わせた時には全身のボリュームが大きくなりすぎることがあります。
このジャケットなら、上半身にはしっかり存在感があるのに、腰まわりで一度シルエットが切れる。
細身から太めまで、普段のパンツへつなげやすい理由がここにあります。

身頃だけ暖かくして終わらない。フードまで厚手のボアを入れています。
内側を見ると、フードから身頃まで厚手のボアが使われています。
表地だけを見るとワークジャケットらしいシンプルな印象ですが、内側はかなり冬向きです。
自分は、防寒アウターではこの「どこまで裏地が続いているか」も見てほしいと思っています。
身頃だけが暖かくても、首まわりやフード部分が薄いと、見た目ほど包まれる感覚が出ないことがあります。
このモデルは首元までボアが続く。
ジップを上げた時にも、外から見えるダック素材の無骨さと、内側の柔らかなボアの対比があります。
スウェットパーカーのような形でありながら、冬アウターとして考えられる理由は、こうした内側の作りにあります。

袖までボアにしないことで、重ね着しても腕を通しやすい仕様です。
身頃裏は厚手のボアですが、袖は同じ仕様ではありません。
袖裏にはポリエステルを使い、その中にポリエステルの中綿を入れています。
ここは、実際に着る時に意味のある作りです。
袖の中まで厚いボアにすると暖かさは出しやすい反面、ニットやスウェットを重ねた時に摩擦が増え、腕が通しにくくなることがあります。
このジャケットは、身頃ではボアの暖かさを生かしながら、袖は滑りのある裏地と中綿で防寒性を確保する。
冬に重ね着することまで考えると、この方が使いやすい。
「暖かいかどうか」だけではなく、「中に何を着た時に動きやすいか」まで考えられた仕様です。

袖口と裾を締められるから、防寒着でもシルエットをそのままにしなくていい。
袖口にはリブを使い、裾にはゴム紐を通しています。
防寒面だけでなく、着こなしを整えるうえでも大切なディテールです。
袖口が開いたままなら、風が入りやすくなります。
裾も大きく開けば、せっかく身頃にボアがあっても暖かい空気を逃がしやすい。
このジャケットは袖口をリブで収め、さらに裾は自分で絞れるようになっています。
裾をそのまま着れば、少しゆったり。
絞れば腰まわりに丸みが出て、ワイドパンツとの境目も作りやすくなります。
防寒仕様を、単なる機能だけで終わらせず、シルエットの調整にも使えるところがいいと思います。

ダブルジップなら、全部閉めるか全部開けるかの二択になりません。
フロントはダブルジップ仕様です。
上から閉めるだけではなく、下側も開けられます。
ここは着丈のあるアウターほど大きな意味がありますが、このジャケットでも使い方はかなりあります。
全部閉めれば防寒性を優先。
下だけ少し開ければ、座った時や車の運転時にも腰まわりが窮屈になりにくい。
ワイドパンツを合わせる時には、下側を少し開けることでパンツのボリュームへ自然につなげることもできます。
一見すると小さな仕様です。
でも、冬のアウターは着ている時間が長い。
だからこそ、着方を一つに固定されない方が使いやすいと思います。

170cm・60kgでSはジャスト寄り。すっきり着たいなら、このサイズです。
170cm・60kgでSサイズを着用しています。
Sの実寸は、肩幅51cm、身幅63.5cm、着丈68cm、袖丈57cm。
数字だけ見ると身幅63.5cmあるので、細身のアウターではありません。
ただ、厚手のボアを内側に備えた冬アウターなので、実際の着用感ではジャスト寄りです。
すっきり見せたい方。
細身から標準的なパンツが多い方。
自分より少し小柄な165cm前後の方。
そういう場合にはSが候補になります。
170cm・60kgでも着られますが、自分なら今はもう一つ上を選びます。
理由は、冬に中へニットなどを重ねる余裕まで残したいからです。

Sサイズをワークパンツへ合わせると、アウターのボリュームを抑えてすっきり見せられます。
Sサイズを全身で見ると、ジャスト寄りに着る意味が分かりやすいと思います。
パンツには少しゆとりがあります。
それでも上半身のアウターが大きくなりすぎないため、全身がルーズ一辺倒にはなりません。
KHAKIのアウターに、落ち着いたGRAY系のパンツ。
ワーク感のあるアウターですが、色を増やしすぎないことでかなりまとまりやすくなっています。
この商品は、太いパンツにしか合わないアウターではありません。
Sならトップス側を比較的コンパクトに見せられるので、普段すっきりしたパンツが多い方にも取り入れやすい。
「防寒アウターだから大きく着る」と決めつけなくてもいいんです。

170cm・60kgなら自分はM。ニットを重ねても使いやすい、今の基準サイズです。
Mサイズは、肩幅52cm、身幅66cm、着丈70cm、袖丈59.5cm。
170cm・60kgの自分なら、今選ぶのはMです。
Sから身幅は2.5cm、着丈は2cm、袖丈は2.5cm大きくなります。
数字としては極端な差ではありません。
でも、冬アウターではこの数センチの余白が重ね着のしやすさにつながります。
Tシャツ一枚だけを想定するのではなく、スウェットやニットの上から羽織る。
そう考えると、自分にはMの方が使いやすい。
しかも着丈70cmなので、大きくしすぎた印象にはなりません。
防寒性と普段の着回し、その両方を考えるなら、自分はMを基準におすすめします。

Mなら黒いパンツへ合わせるだけで、KHAKIのワーク感を少し落ち着かせられます。
MサイズではBLACKのパンツを合わせています。
この組み合わせは、かなり取り入れやすいと思います。
KHAKIのダック素材は、それだけで少しワーク感があります。
そこへカーゴパンツや色落ちデニムを合わせれば、さらにカジュアルへ寄せられます。
逆にBLACKのパンツを使うと、アウターの無骨さが少し抑えられる。
靴までBLACKでつなげれば、KHAKIだけが自然に主役になります。
SANDINISTAらしいカジュアルさは残したい。
でも全身をワークウェアのようには見せたくない。
そんな方なら、まずこの合わせ方が分かりやすいと思います。

Lは身幅68cm。太いパンツと合わせて、アウターにも余白を出したい方へ。
Lサイズは、肩幅53cm、身幅68cm、着丈71cm、袖丈60.5cm。
Mと比べると、身幅は2cm、着丈は1cm、袖丈は1cm大きくなります。
着丈は大きく変わりません。
その代わり、身幅と肩まわりに余白が増える。
ここがLを選ぶポイントです。
170cm・60kgなら、自分にとっては明確にゆったり着るサイズ。
太いパンツと合わせて上下にボリュームを出したい方や、自分より体格の大きい175cm前後の方には候補になります。
サイズアップしても丈だけが急に長くならないため、このジャケットらしい短めのバランスは残ります。
「丈を長くしたいからL」ではなく、「身頃の余白をもっと出したいからL」。
そう考えると選びやすいと思います。

Lをブルーデニムへ合わせると、アウターのボリュームをそのままカジュアルに楽しめます。
Lサイズでは、太めのブルーデニムを合わせています。
MのBLACKパンツとは、かなり印象が変わります。
KHAKIとブルーデニムはどちらもカジュアルな色。
そこへLサイズのゆったりしたシルエットが加わるので、全身としてはよりリラックスした見え方になります。
この着方なら、アウターをすっきり見せる必要はありません。
むしろ、身幅68cmの余白と太いデニムをつなげて、冬らしいボリュームを楽しむ。
ただし、上下とも大きくする場合は、色数を増やしすぎない方がまとまりやすい。
インナーや靴をBLACKや生成りなどシンプルな色に抑えると、KHAKIとデニムの組み合わせが素直に見えます。
サイズLを選ぶなら、こういう全身バランスまで含めて考えると面白いと思います。

まとめ|冬アウターの暖かさは欲しい。でも、毎日の服装まで重たくしたくない方へ。
SANDINISTAの「Duck Boa Hoody Jacket」は、見た目だけのワークジャケットではありません。
ヴィンテージ感のあるスラブダック。
フードから身頃まで入れた厚手のボア。
袖には中綿と滑りのあるポリエステル裏地。
袖口のリブ。
調整できる裾のゴム紐。
ダブルジップ。
冬アウターとして必要な仕様をしっかり持っています。
それでも、自分が一番評価しているのは、これだけ防寒仕様を入れながら、普段のフーディーに近い感覚で着られる形にまとめていることです。
170cm・60kgで、すっきり着るならS。
ニットなどの重ね着も含め、今の自分ならM。
太めのパンツとゆったり合わせたい方や、より体格のある方ならL。
サイズによって着丈が68cm・70cm・71cmと大きく伸びすぎない一方、身幅は63.5cm・66cm・68cmと変わります。
つまり、このジャケットでは「丈をどこまで長くするか」より、「上半身にどのくらい余白を作るか」がサイズ選びのポイントです。
逆に、膝近くまで覆うロング丈の防寒アウターや、軽量で薄いシェルジャケットを探している方には方向が違います。
また、家庭洗濯は禁止です。
冬の普段着として気軽に羽織れる見た目ではありますが、お手入れは商品に付属する取り扱い表示に従ってください。
暖かいアウターは欲しい。
でも、冬だからといって毎日のパンツや着こなしまで変えたくない。
そんな方に、この短めのフーディー型がちょうど使いやすいと思います。

商品ページでは、まず170cm・60kgでS・M・Lを着た時の身幅と全身バランスを見比べてみてください。着丈の差は68cm・70cm・71cmですが、身幅は63.5cm・66cm・68cmと変わるため、サイズアップした時には丈よりも上半身の余白が分かりやすく変化します。
そのうえで、GRAY系のパンツ、BLACKのパンツ、ブルーデニムへ合わせた着用写真も確認してみてください。すっきり着るのか、ワーク感を少し落ち着かせるのか、太いパンツとゆったり合わせるのかで、同じKHAKIのアウターでも印象が変わります。
購入前には、厚手のボアを使った身頃、袖の中綿仕様、裾の調整機能とあわせて、家庭洗濯禁止であることも確認してください。中に着たいニットやスウェットまで想像しながらサイズを選ぶと、自分に合う一着を判断しやすいと思います。
ちょっとしたひとりごと
昨日から、ふくいプレミアム商品券の第2弾が使えるようになりました。
福井市在住のお客様で、対象になっている方も多いと思います。
1セット4,000円で6,000円分使えるので、プレミアム率は50%。
こういう数字を見ると、さすがに結構大きいですよね(笑)。
普段から当店を利用していただいている方で、
「ちょうど秋冬物を買おうと思ってた」
という方がいらっしゃいましたら、ぜひ使ってください。
せっかく使えるものなので、使わないともったいないですからね。
最近はニットやアウターもかなり揃ってきましたし、ちょうど冬物を選ぶタイミングとも重なっています。
こういう商品券って、食料品や日用品に使うイメージが強いと思うんですが、洋服も毎日使うものですからね。
自分だったら、どうせ買う予定のものがあるなら、こういう機会に使います(笑)。
利用期間は来年1月末まであるので、今すぐ何か買わなきゃということでもありません。
寒くなってからアウターを選ぶ時に使うのもいいと思います。
詳しい購入方法や利用条件については、公式サイトをご確認ください。
使える方は、ぜひ上手に活用してみてください。
では本日もお待ちしております。
ふくいプレミアム商品券公式サイト
https://fukui-shohinken.jp/

DISCOVERY 水尻
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