福井のセレクトショップ「DISCOVERY(ディスカバリー)」の水尻です。
シャツを着ると、Tシャツやスウェットより服装が少し整って見えます。
でも、その「きちんと見える感じ」と引き換えに、肩まわりが動かしにくかったり、座った時に生地が突っ張ったりすることがあります。
反対に、伸びるカットソー素材はラクですが、今度は見た目までカジュアルになりすぎることがある。
できれば、シャツらしく見えてほしい。
でも、着ている感覚までシャツらしく堅くなくていい。
今回ご紹介するCURLYの「SUPIMA MOCKRODY SHIRT」は、まさにその間を狙った一着です。
使っているのは、スーピマコットンにポリエステルをブレンドした高密度モクロディジャージー。
ジャージー素材ならではの伸縮性を持ちながら、レギュラーカラー、ラウンドヘム、控えめなステッチワークによって、見た目はかなり端正に仕上げています。
自分がこのシャツで特にいいと思ったのは、「ラクなシャツ」を作るためにシャツらしさを捨てていないところです。
一枚で着てもいい。
ジャケットの中へ入れてもいい。
シャツとして服装を整えながら、カットソーのような気軽さも欲しい方には、かなり分かりやすい一着だと思います。

CURLY/カーリー
NO.263-230923
SUPIMA MOCKRODY SHIRT/スーピマモクロディシャツ
24,200円(税込)
目次
CURLY/SUPIMA MOCKRODY SHIRT
見た目はシャツ。でも、着た時まで布帛のシャツと同じではありません。
最初に全体を見ると、かなり素直なレギュラーカラーシャツです。
大きなポケットも、目立つ切り替えもありません。
だからこそ、生地のきれいな表情とシルエットがそのまま見えます。
ただし、一般的な織物のシャツとの大きな違いが素材です。
このモデルに使われているのは、高密度に編み立てたモクロディジャージー。
シャツらしい端正な見た目を作りながら、身体の動きには合わせやすくなっています。
「ラクに着られるからカジュアルにする」のではなく、「きれいに見える服をラクに着る」。
自分がこの商品を仕入れたいと思った理由も、そこにあります。

スーピマコットンを高密度に編むことで、ジャージー特有のラフさを抑えています。
素材は、超長綿のスーピマコットンにポリエステルをブレンドしています。
高密度に編み立てることで、表面には上品な光沢があり、一般的なカットソー素材より輪郭もすっきり見えます。
ここは、このシャツを選ぶうえでかなり大切です。
伸縮する素材というだけなら、もっとカジュアルなシャツもあります。
でも、生地が柔らかすぎると襟や身頃まで頼りなく見え、結局「シャツ型のカットソー」に見えてしまうことがある。
SUPIMA MOCKRODY SHIRTは、ジャージーの動きやすさを持ちながら、見た目はシャツとして成立するように作っています。
さらに型崩れしにくさと速乾性も備えています。
見た目を整えるためだけのシャツではなく、実際に日常で着るところまで考えた素材です。

ポケットを付けない。ボタンまで目立たせない。その引き算が生地をきれいに見せています。
このシャツは、フロントに大きな装飾をほとんど入れていません。
胸ポケットもなく、ステッチも控えめ。
ボタンには生地になじむ同色のドットボタンを使用しています。
一つ一つは目立たないディテールです。
でも、それがこのシャツには合っています。
せっかく上品な光沢のあるモクロディ生地を使っているのに、ボタンやステッチを強く見せてしまえば、視線がそこへ集まってしまいます。
あえて引き算することで、生地そのものの表情とシャツの輪郭が前へ出る。
無地のシャツほど、こういう細部の整理が見た目に影響します。
シンプルな服が好きだけれど、普通の無地シャツでは少し物足りない。
そんな方には、この「何もしていないように見えて、実はかなり整理されている」作りを見てほしいと思います。

裾を出して着るなら、ラウンドヘムがきれいに残ることが大切です。
裾はシャツらしいラウンドヘムです。
そして、その形をジャージー素材できれいに出すために裏バインダー仕様を採用しています。
伸びる素材は着やすい反面、端の処理によっては裾が波打ったり、輪郭が曖昧に見えたりすることがあります。
このシャツでは、そこをきちんと整えています。
だから裾をパンツへ入れなくても、シャツらしい形が残る。
自分はここも普段着ではかなり重要だと思います。
毎回タックインするシャツなら裾の見え方はそれほど気になりません。
でも、普段は裾を出して着ることの方が多い。
そう考えると、前からだけではなく、横や後ろから見た時に裾がどう落ちるかまで大切です。
一枚で着ることを考えた時にも、このラウンドヘムがシャツらしさを支えています。

170cm・60kgでサイズ1はかなりすっきり。コンパクトに着たい方のサイズです。
170cm・60kgでサイズ1を着用しています。
実寸は、肩幅47.5cm、身幅52.5cm、着丈72cm、袖丈56cm。
3サイズの中では最もコンパクトです。
肩幅、身幅、袖丈が比較的ジャストに収まり、シャツらしいすっきりした見え方になります。
ただ、生地自体には伸縮性があります。
そのため、細く見せるサイズを選んだからといって、一般的な硬いシャツと同じ感覚になるわけではありません。
細身のパンツが多い方。
ジャケットのインナーとして収まりを良くしたい方。
オーバーサイズのシャツが苦手な方。
そういう着方ならサイズ1は候補になります。
ただ、自分ならもう少し余白を取ります。

170cm・60kgの自分ならサイズ2。シャツらしさと今のゆとりのバランスがちょうどいい。
サイズ2は、肩幅49.5cm、身幅55cm、着丈75cm、袖丈58.5cm。
自分なら、今選ぶのはこのサイズ2です。
サイズ1から身幅は2.5cm広がり、着丈は3cm長くなります。
数字だけを見ると大きな差ではありません。
でも、着た時には身体との距離が少し増え、シャツ一枚で着た時に自然な余白が生まれます。
それでも身幅55cmなので、大きなオーバーサイズシャツという印象ではありません。
シャツとしてきちんと見える。
でも、身体へ沿わせすぎない。
ジャケットのインナーにも使いたいし、一枚でも着たい。
170cm・60kgの自分には、その両方を考えやすいのがサイズ2です。

サイズ3は身幅59cm・着丈78cm。ゆとりだけでなく、シャツ全体の存在感まで変わります。
サイズ3は、肩幅51cm、身幅59cm、着丈78cm、袖丈59.5cm。
サイズ2と比べると、身幅は4cm、着丈は3cm大きくなります。
ここまで上げると、単純に「少しラクになる」という変化ではありません。
シャツそのものをゆったり見せるサイズです。
170cm・60kgで着るなら、明確に余白を楽しむ選び方になります。
ワイドパンツが中心の方。
シャツを一枚のトップスとしてしっかり見せたい方。
ジャストなシャツより、少し力を抜いたシルエットが好きな方。
そういう着方なら、サイズ3も面白いと思います。
逆に、ジャケットの中へすっきり収めたいなら、自分はサイズ2までで考えます。
サイズを上げる時には身幅だけでなく、72cm、75cm、78cmと変わる着丈にも注目してください。

MIX GRAYは黒いパンツへ合わせるだけで、シャツの上品さを残した普段着になります。
MIX GRAYは、生地の表情が比較的分かりやすいカラーです。
画像では濃色のパンツへ合わせています。
シャツ自体は端正ですが、パンツまで細身のスラックスに限定する必要はありません。
少しゆったりした黒いパンツへ合わせても、レギュラーカラーときれいなラウンドヘムがあることで、全身がラフになりすぎません。
ここが、このシャツの使いやすいところです。
カットソー素材だからといって、カットソーのような服だけに合わせなくていい。
逆に、シャツだからといって、きれいめなパンツだけに合わせる必要もない。
普段穿いているBLACKやCHARCOALのパンツへ普通に合わせる。
それだけでも、生地の光沢とMIX GRAYの柔らかな色が自然に見えてきます。
初めてこのシャツを着るなら、自分はこういうシンプルな合わせ方から始めるのがいいと思います。

NAVYはさらに落ち着いた印象。ワイドパンツと合わせてもシャツのきちんと感が残ります。
もう一色がNAVYです。
MIX GRAYより色が締まるので、同じ形でも少し落ち着いた印象になります。
画像では、ゆったりしたパンツと合わせています。
トップスにも余白があり、パンツにもボリュームがある。
それでも、襟付きのシャツであることと、生地表面がきれいに見えることで、全身が部屋着のようなリラックススタイルにはなりません。
こういう使い方ができるのも、SUPIMA MOCKRODY SHIRTの面白いところです。
ジャージー素材のラクさを生かして全身をゆったりさせる。
でも、見た目はシャツで整える。
普段NAVYやBLACKが多い方なら、まずNAVY。
もう少し色の柔らかさや生地の表情を見せたいならMIX GRAY。
手持ちのパンツを思い浮かべながら選ぶと分かりやすいと思います。

まとめ|シャツらしく見せたい。でも、着ている間まで緊張したくない方へ。
CURLYの「SUPIMA MOCKRODY SHIRT」は、見た目だけをきれいにしたシャツでも、ラクさだけを優先したジャージーシャツでもありません。
自分がこの商品で評価しているのは、その二つを無理なくつないでいるところです。
スーピマコットン混の高密度モクロディによる、上品な光沢と伸縮性。
レギュラーカラー。
目立たないドットボタン。
控えめなステッチ。
そして、裏バインダー仕様できれいに整えたラウンドヘム。
一つ一つを見ると派手なディテールではありません。
でも、それらが全部「ジャージー素材なのに、きちんとシャツに見える」という方向へつながっています。
170cm・60kgの自分ならサイズ2。
一枚着でもジャケットのインナーでも使いやすく、適度な余白があります。
よりコンパクトに着るなら1。
ワイドパンツと合わせて、シャツ自体にもゆとりを見せたいなら3。
逆に、厚手で硬さのある昔ながらの布帛シャツや、最初から大きく崩して着るオーバーサイズシャツを求めている方には、この端正なモクロディ素材は少し方向が違うと思います。
なお、取り扱い表示は手洗いです。
日常で扱いやすい機能を備えた素材ではありますが、長くきれいに着るためにも、実際のお手入れは付属の取り扱い表示に従ってください。
「シャツを着たい日は、少し我慢してきちんとする」。
そんな感覚ではなく、
「ラクだから着る。でも、ちゃんとシャツに見える」。
そのくらいの距離感で使ってほしい一着です。

商品ページでは、まず170cm・60kgでサイズ1・2・3を着た時の身幅と着丈の違いを見比べてみてください。特に身幅52.5cm・55cm・59cm、着丈72cm・75cm・78cmの変化を見ると、コンパクトに着るのか、適度な余白を取るのか、ゆったり着るのかを判断しやすくなります。
そのうえで、MIX GRAYとNAVYを全身で着た時の印象も比べてみてください。普段よく穿くパンツの色や太さまで思い浮かべると、自分ならどちらのカラーを使いやすいかイメージしやすいと思います。
購入前にはサイズ実寸とあわせて、取り扱い表示が手洗いであることも確認してください。見た目だけでなく、普段の着方と扱い方まで含めて自分に合うか判断してもらえればと思います。
ちょっとしたひとりごと
今日から3連休ですね。
店頭も秋冬商品がだいぶ揃ってきて、早いところでは冬用アウターまで入荷が完了しています。
ようやく洋服屋らしい季節になってきました(笑)。
そんな話とはまったく関係ないんですが、最近アマプラで『ドラゴンボール改』を見ています。
「ドラゴンボール改って何?」
という方もいるかもしれませんが、昔の『ドラゴンボールZ』を原作に近いテンポで再編集した作品です。
当時のドラゴンボールZって、とにかく話が進まなかったんですよね。
原作に追いつかないように、ものすごく引き延ばしていたので。
自分が今でも覚えているのが、フリーザ戦。
悟空が元気玉をぶつけて、それをフリーザが受け止めながら、
「こ、こんなもの!!」
みたいなことを言うシーンです。
記憶では、その状態だけでほぼ1話終わった気がします(笑)。
30分間ずっと、
「こ、こんなもの!!」
だったような。
さすがに記憶が盛られている可能性もありますが(笑)、それくらい話が進まなかった印象です。
で、『ドラゴンボール改』ならサクサク進むだろうと思って見ていたら、そこでもフリーザが3回くらい
「こ、こんなもの!!」
と言っていました。
なので、昔の記憶もあながち間違いではなかったのかもしれません(笑)。
『ドラゴンボール改』自体、自分はいつ放送されていたのかも知らなかったので、今になって懐かしい気持ちで楽しんでいます。
それにしてもドラゴンボールって凄いですよね。
自分が子供の頃に見ていた作品なのに、今でも新しい映画やシリーズが作られている。
もはや漫画というより、ひとつの文化みたいな感じです。
原作以降の話はほとんど知らないので、このまま勢いで続きを見てみようかなと思っています。
ただ見始めると長いんですよね。
秋冬商品のアップ作業が残っているので、ほどほどにしておきます(笑)。
では本日もお待ちしております。
DISCOVERY 水尻
—————————————–
DISCOVERY
〒918-8104 福井県福井市板垣5-1013
TEL:0776-35-8331 FAX:0776-35-8332
URL:https://www.discovery-jp.com
Mail:mailto@discovery-jp.com
Instagram:discovery2008
Youtube:DISCOVERYチャンネル
FB:https://www.facebook.com/discovery0720
—————————————–
